【2005.03.24】
そ・し・て……
朝起きると、ハラに鈍い痛みが……想定内ではあったけれど、まさかこういうタイミングで来るとは思ってなかったアレですか。しかも最悪のタイミングで。
ほぼ1日移動に使う日だからよしとしておこう……とはいえ、そのまま放置すると半日布団に包まったまま動けなくなるのは目に見えているので、「持っててよかったノーシンAR」と言いつつドーピング。
1時間ほど、まったりゆっくり荷物をまとめていたら、元気になった。西洋医学万歳! と思う瞬間。
しかし重い荷物を2つも抱えてうろうろするのはぞっとしないので、朝食前に駅のクロークへ預けてしまうことに。
推定、スーツケースが30k、もう一つが15k……このまま飛行機乗ったら、絶対追加料金取られる(笑
ミュンヘンについたら重たくてかさばらないモノは全部ダンボールに詰めて送るつもりだけどね。
朝食とチェックアウトを済ませた後、どこか落ち着いて見に行くほどの時間もなかったので、路地を歩けるだけ歩いて駅へ向かうことにした。
途中で聖バルナバ教会を覗いたり、サンタ・マリア・デル・フラーリ教会に入って中の見事な彫刻にポカーンとしたり、なかなか楽しい。あと2、3日あったら、ヴェネツィア中くまなく歩き回ったことだろう。
アカデミアから聖シルヴェストロ広場まで来たあたりで時間も押してきたので、ヴァポレットに乗船。写真をぱしゃぱしゃ取りつつ、駅到着。
これでヴェネツィアとはお別れだ。
ヴェネツィアからInterCityで1時間20分。ヴェローナ駅で今度はEuroCity(EC)に乗り換え。
トイレに行きたい! と思ったけれど、でかい荷物を抱えて30分以内にトイレ探し、用を足した後にホームへ戻るなんて無理、と冷静に判断し、乗り込むまで我慢(笑)
ECは2等車に乗ったのだけど、2等車では6人1室のコンパートメントをシェアをするような形になっているがその際、荷物は上の戸棚へ乗せなければいけない。
……そう、私のものすごく重いスーツケースも戸棚へ乗せなければいけない。
やっべー、乗せられるかなーとトライしてたら、お隣の席だったおじいちゃん(マリオさんと言うらしい)が手伝ってくれた。ありがたい。でもお年寄りなのにこんな真似させてよいのだろうか。私の荷物のせいで腰悪くしたりしたらどうしようとか、微妙に心臓に悪かった。
ヴェローナを出ると、北イタリアの山岳地帯に入るようで、見える景色は山がちになっていく。
どんどんアルプスへ向かって、オーストリアとの国境を超えるあたりで、車内でのパスポートコントロール。
EC国内の移動だったらパスポートチェックはいらないとばかり思っていたので、ちょっとびっくり。
まぁ、見せるだけで質問もなにもされずに終わったわけですが。
さらに、オーストリア鉄道の検札も、改めて回ってきます。
実は鉄道で国境を超えるのって、むかーし乗ったユーロスターでドーバーをわたったとき以来。鉄道の旅も楽しいかも……荷物重いけど。
んで、イタリア・オーストリアの国境あたりから、町並みもちょっと変わってきます。
文化圏が違うってことなんだろうな(あたりまえか)
車内アナウンスでもドイツ語が使われるようになり、駅名もイタリア語とドイツ語が併記されるようになり、これもまた面白い。
日本にはないもんな。
オーストリアのインスブルックに到着するころには駅名もドイツ語のみの表記になり、インスブルックをすぎるといよいよドイツへ。
もう、ここまでくればミュンヘンは近い。
車内も、どんどん人が降りてしまって、乗ったときは全部埋まってたコンパートメントも、私とマリオさんの老夫婦だけになった。
老夫婦はイタリア語しか話せないようで、特に私と話すわけでもなんでもない。
ご主人のほうがヒマつぶしにかクロスワードに夢中になっているところへ、奥さまが風景やら何やらいろいろ見ていては、いろいろ話しかけていた。
(名前は、奥様がご主人に向かって「マリオ、マリオ」と呼びかけるのでわかったんだw)
どうやら2人もミュンヘンへ行くらしく、駅に近づいてくると、ご主人が地図を出して道やらをチェック。それを奥様が見ている、と。
なんだか微笑ましい。
そしてようやくミュンヘン到着。
ご主人が、またもや荷物をおろすのも手伝ってくれました。ほんとありがたい。
一人で旅行してると、人から受ける親切が身にしみます。なんかものすごくうれしいね。
見慣れたミュンヘン中央駅で、結局、お昼は買い損ねてリンゴ1個だったしもう19時も回っていたしで、めんどくさいからチェックイン後に部屋で済ませてしまうということに決め、売店で酢漬けニシンのサンドイッチと缶ビールを買ってホテルへ向かった。
本気で荷物が重いので、駅降りてすぐのホテルにしておいてよかった。
部屋についたらすぐに重いものを梱包して、明日とっとと日本へ送ってしまうことにしよう。


