【2005.03.20】
今日はアカデミア美術館とウフィツィ美術館を巡ろうと計画。
もちろん、チケットの予約などしていない。
アカデミア美術館にはダヴィデのオリジナルがあるというのでかなり楽しみだった。結構並ぶと聞いてはいたものの、まぁ大丈夫だろうと根拠もなく向かい、朝一番だったおかげかほとんど待たずに入れた。万歳。
アカデミア美術館はあまり広くなく、メインの展示物はミケランジェロのダビデ像くらいだった。
美術館のクーポラ下に展示してあるダビデ像の写真は、いろいろなところで目にすることができるけど、実物を初めて見ての印象は「でかい」だった。根拠もなく、人間より一回り大きいくらいだと思っていたが、はるかにでかかった。ついでに、最近レストアされたらしく、思っていたより白くてきれいだった。
いつもいつも前方からの写真ばかりだったので、全方位からしみじみ見つめて満足。
そして次は(多分)本命のウフィツィ美術館。
といっても、実は「ヴィーナスの誕生」が見たいくらいだったりするんだけど、行ってみてびっくり。
こ の 行 列 は 何 事 で す か ?
ピークの時のディズニーランドの入場待ち行列とか、国立西洋美術館に蝶有名な絵画が来てるときの日曜の行列のようだ……って、今日は日曜日じゃないか!
電子掲示板に「外の行列は240分待ち、中に入ってから10分待ち」とか書いてあったものの「まさかなあ」と最後尾に並んで1時間オーバー……まだ、行列、半分も進んでいませんorz
もうお昼。このまま並び続けていたら、昼飯食い損なう。こりゃだめだ。
とあっさりあきらめ、次回は必ずチケット予約する! と誓いを立ててまずお昼を食べることにして、ガイドブックで見た安くておいしいらしいトラットリアへ向かったのだった。
ところで、ヴェッキオ橋の胸像の柵に錠前がたくさんついていた。どういういわれがあるのか実はわからないけど、名前とか書いてある錠前がこれでもかというくらいつけられていた。これも何かいわれがあるのだろう。
ちなみに「合格祈願」なんてのもあった。
胸像はなんとか言う偉い職人様のものらしい、けどイタリア語なのでまったくわからない。
昼飯に選んだのはリボリータ。ガイドブックには「パンのスープ」と説明があったけど、何のことはない、米じゃなくてパンを使ってるだけで「フィレンツェ風雑炊」だろこりゃ、と思った。
午前中は曇っていて寒かったので、おいしいうえに体もあったまってありがたい。
午後はピッティ宮へ行くことに決定。
宮殿だけど、別に王様とか貴族とかが住んでいた訳ではなく、メディチ家に対抗していたピッティ家の邸宅として作られたのだとか。すごすぎ。でかすぎ。
中は現在美術館になっていて、そのうちの一つのパラティーナ美術館には、歴代大公の収集した美術品が納められているのだとか。
なんかね、王の城塞を見学したときと比較しても、ひけを取らないくらいのコレクンションなんですけど? 改めて、フィレンツェ大公ってばすごかったんだなあと思う。実はよく知らないんだけど。
パラティーナ美術館を見たあとは、ピッティ宮の庭園「ボーボリ庭園」へ。
丘の上まできれいに整えられた庭園になっていて、上まで登ったときの見晴らしがすごくよかった。入場料払わないと行けないけど、自宅の近所にこんな庭園があったら、散歩に来たいくらいだ。ちょうど晴れてきて、必死こいて坂をのぼったら汗をかいてしまった。
ひとしきり庭園を散策して満足した後、ピッティ宮前の店で土産品を買った。
レモンのリキュールと、グラッパ。あと、文具店(というか、革の装丁のノートが売りらしいけど)で、ペンのセットとシーリングワックスのセット。
ここで、一つずつ箱に入れて封鑞をしてくれたのだけど、初めて封鑞の仕方を覚えた気がする(笑
自分の分も買っておけばよかったかも、と、店を出てから考えたのは内緒だ。
それから、すぐホテルへ帰るのもつまらないなと、サント・スピリト教会に向かって歩いてみると、教会前の広場では市場が開かれていた。
お土産物の市場ではなく、どうやらフィレンツェ近郊から、自家製のチーズやオリーブオイルなどを持ち寄って売っているらしい。これはいい! と、オリーブオイル、ビネガー、石けんを買い込む私。もちろんイタリア語はわからないし、おばちゃんも英語はわからないけれど、身振り手振りと1~5までの数字と挨拶でなんとかなったのだった。


